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2009年 01月 14日
以下の文章に関連して、とりあえづ日本語でまとまっているのはこちら。「米資本のコーヒーチェーン」だからではなく、バリバリのシオニズム企業だからやられたのだよスタバは(もともとコーヒー取引においても無茶苦茶らしいけど)(こんな風刺画が描かれる程度には↓)。でもこれ情報古いし少ないです。こちらのリストもあわせてどうぞ。
以下恥さらし公開英語演習。いつものことながら当方中学生並みの英語力でこれを相手取っており(中略)従って内容の正確さに責任は一切持てず、(中略)なので利用される際はくれぐれも原文併記のうえそれぞれに内容を確認され、また、ええととにかく「辞書引く手間がちょっと減ったなー」くらいの気持ちでご覧ください。 尚、●と●の間で挟んだ箇所は「絶対間違ってる自信があるのだがどう直して良いかわからないぞ!」とゆー部分です。ひでえ。 追記 パリから、これと違ってきちんとした日本語のご本人いわく「荒訳」が届きました。こちらさまに転載がありますのでどうぞ。わあ、ここはこう訳すのが正しいのか……! It's time for a boycottThe best way to end the bloody occupation is to target Israel with the kind of movement that ended apartheid in South AfricaComments 今やイスラエルをボイコットすべき時である。 南アフリカのアパルトヘイトを止めさせたように、血みどろの占領を止めさせる最良の方法として。 Naomi Klein The Guardian, Saturday 10 January 2009 ナオミ・クライン ガーディアン紙 2009一月十日 土曜 Article history 歴史についての記事 It's time. Long past time. 時が来た。もう充分だ。 The best strategy to end the increasingly bloody occupation is for Israel to become the target of the kind of global movement that put an end to apartheid in South Africa. イスラエルのいよいよ酷い血みどろの占領を止めさせるべく、南アフリカのアパルトヘイトを止めさせたのと同じ最良の戦略で、国際的なムーブメントを起こさねばならない。 In July 2005 a huge coalition of Palestinian groups laid out plans to do just that. 2005年5月、大規模なパレスティナ人グループの同盟が丁度このような計画を打ち出した。 They called on "people of conscience all over the world to impose broad boycotts and implement divestment initiatives against Israel similar to those applied to South Africa in the apartheid era". 彼らはそれを「南アフリカに於けるアパルトヘイト時代に類似したイスラエルに対して実施される、世界中のひとびとの良心による広範なボイコットの発議」と呼んだ。 The campaign Boycott, Divestment and Sanctions was born. この企業へのボイコットは負の投資と制裁を骨組みとしている。 Every day that Israel pounds Gaza brings more converts to the BDS cause - even among Israeli Jews. 毎日、イスラエルはガザを叩きのめし、それはより一層BDS(Businessビジネス Development負の投資 Services制裁)するべき理由を強めている――イスラエルのユダヤ人の間においてさえ。 In the midst of the assault roughly 500 Israelis,dozens of them well-known artists and scholars,sent a letter to foreign ambassadors in Israel. 中心となったおおよそ500のイスラエル人、数ダースの著名な芸術家たちと学者たちが、駐在イスラエル大使たちへ手紙を送った。 It calls for "the adoption of immediate restrictive measures and sanctions" and draws a clear parallel with the anti-apartheid struggle. これは「即時の抑制策及び制裁の採択」、アンチアパルトヘイトの闘争にはっきりとした類似を示すものだ。 "The boycott on South Africa was effective, but Israel is handled with kid gloves ... This international backing must stop." 「南アフリカへのボイコットは効果をあげた、しかしイスラエルは子羊皮の手袋で扱われている(腫れ物に触るように扱われている)……この国際支援を止めねばならない」 Yet even in the face of these clear calls, many of us still can't go there. このような明確な声に直面してさえ、わたしたちの多くは未だそれを行えずにいる。 The reasons are complex, emotional and understandable. 理由は複雑であり、感情的で無理からぬものだ。 But they simply aren't good enough. しかしまだ全然充分ではない。 Economic sanctions are the most effective tool in the non-violent arsenal: surrendering them verges on active complicity. 経済制裁は非暴力においては大変効果的な道具である。●活発な共犯の寸前の状態から降伏させるには。● Here are the top four objections to the BDS strategy, followed by counter-arguments. ここにあるのはBDS戦略に対する反論4トップと、それに対する回答である。 Punitive measures will alienate rather than persuade Israelis. 制裁措置はイスラエルを説得からむしろ遠ざける。 The world has tried what used to be called "constructive engagement". 以前世界の試みたそれは、かつて「建設的な関わり」と呼ばれたものだ。 It has failed utterly. それは完全に失敗した。 Since 2006 Israel has been steadily escalating its criminality: 2006年よりイスラエルは順調に犯罪性をエスカレートさせていった。 expanding settlements, launching an outrageous war against Lebanon, 入植地の拡大、レバノンへの無茶苦茶な戦争、 and imposing collective punishment on Gaza through the brutal blockade. そしてガザでの非人間的な封鎖という派手な集団懲罰。 Despite this escalation, Israel has not faced punitive measures - quite the opposite. このような深刻化をよそに、イスラエルは制裁措置を受けていない――、それどころかまったく逆だ。 The weapons and $3bn in annual aid the US sends Israel are only the beginning. 兵器と3ビリオン(兆。米国では10億)ドルの年間援助額を米国がイスラエルに贈ったのははじまりに過ぎない。 Throughout this key period, Israel has enjoyed a dramatic improvement in its diplomatic, cultural and trade relations with a variety of other allies. この主な期間の間中、文化的にも貿易関係に於いても、他の様々な同盟諸国とイスラエルは外交上のドラマティックな向上を堪能した。 For instance, in 2007 Israel became the first country outside Latin America to sign a free-trade deal with the Mercosur bloc. たとえば、2007年イスラエルはメルコスル区域との(南米南部共同市場 95年1月に発足 ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ)自由貿易協定にサインしたラテンアメリカ以外では最初の国となった。 In the first nine months of 2008, Israeli exports to Canada went up 45%. 2008年の最初の月に、イスラエルはカナダへの輸出が45%上昇した。 A new deal with the EU is set to double Israel's exports of processed food. EUとの新しい協定は、イスラエルからの加工食品の輸入を倍にするというものだ。 And in December European ministers "upgraded" the EU-Israel association agreement, a reward long sought by Jerusalem. そして十二月、欧州の首脳たちはEUとイスラエルの労働協約を「格上げ」し、念願のエルサレムをその報酬とした。 It is in this context that Israeli leaders started their latest war: confident they would face no meaningful costs. イスラエルの指導者たちが彼らの一番新しい戦争をはじめたコンテクストはこのようなものだ。●無意味なコストを払うことを確信している。● It is remarkable that over seven days of wartime trading, the Tel Aviv Stock Exchange's flagship index actually went up 10.7%. 七日間に渡る戦時下の貿易は注目すべきものだ、テルアビブの証券取引は実際に10.7%上昇という、最重要指数を出した。When carrots don't work, sticks are needed. ニンジンが働かなければ、棒切れが必要になる(飴が駄目なら鞭を使え)。 Israel is not South Africa. イスラエルは南アフリカではない。 Of course it isn't. 無論違う。 The relevance of the South African model is that it proves BDS tactics can be effective when weaker measures (protests, petitions, backroom lobbying) fail. 南アフリカをモデルとすることの妥当性は、力の無い手段(抗議、要望書、秘密のロビー活動)が失敗したなかで、BDS戦術が効果を持ったことで証明している。 And there are deeply distressing echoes of apartheid in the occupied territories: そして占領下の属領におけるアパルトヘイトへの深い苦悩に満ちた怨嗟の響き。 the colour-coded IDs and travel permits, the bulldozed homes and forced displacement, the settler-only roads. カラーコード化されたID、旅行許可証、ブルドーザーで押しつぶされた家々、そして強制退去、入植者専用道路。 Ronnie Kasrils, a prominent South African politician, said the architecture of segregation he saw in the West Bank and Gaza was "infinitely worse than apartheid". 著名な南アフリカの政治家ロミーキャスリルズは、西岸とガザにおける人種隔離の構造を見て言った、「アパルトヘイトなどと比較にならぬほど酷い」と。 That was in 2007, before Israel began its full-scale war against the open-air prison that is Gaza. これは2007年のことで、野外監獄たるガザに対しイスラエルが全面戦争を始めるより前である。 Why single out Israel when the US, Britain and other western countries do the same things in Iraq and Afghanistan? なぜイスラエルだけを選ぶのか?アメリカ、英国、そして他の西側諸国もイラクやアフガニスタンにおいて随分なことをしたではないか。 Boycott is not a dogma; it is a tactic. ボイコットは教義ではない、これは戦術だ。 The reason the strategy should be tried is practical: in a country so small and trade-dependent, it could actually work. この戦略は実利的な挑戦をするものだからだ。●国内でささやかに貿易に依存して●、これは実際に効果がある。 Boycotts sever communication; we need more dialogue, not less. ボイコットはコミュニケーションを切断する。わたしたちはもっと話し合いが必要だ。 This one I'll answer with a personal story. これには個人的な話をもって答えとしたい。 For eight years, my books have been published in Israel by a commercial house called Babel. 八年間、わたしの本はバベルと呼ばれる商社によりイスラエルで出版されている。 But when I published The Shock Doctrine, I wanted to respect the boycott. しかしわたしが衝撃的な説を公表するとき、わたしはボイコットを尊重したい。 On the advice of BDS activists, including the wonderful writer John Berger,I contacted a small publisher called Andalus. 素晴らしいライターであるジョンベーガー氏を含め、BDSの活動家の助言により、アンダルスという小さな出版社とコンタクトを持った。 Andalus is an activist press, deeply involved in the anti-occupation movement and the only Israeli publisher devoted exclusively to translating Arabic writing into Hebrew. アンダルスは活動家の報道機関であり、反占領運動に深く関わり、イスラエルにおいて唯一の、アラビア語のヘブライ語翻訳を専門とする出版社である。We drafted a contract that guarantees that all proceeds go to Andalus's work, and none to me. I am boycotting the Israeli economy but not Israelis. わたしたちはすべての収益をアンダルスの仕事に寄付することを保障し、わたしは利益を一切取らないことを契約した。 わたしはイスラエルではなく、イスラエル経済をボイコットしているのだ。 Our modest publishing plan required dozens of phone calls, emails and instant messages, stretching between Tel Aviv, Ramallah, Paris, Toronto and Gaza City. わたしたちのささやかな出版企画は、テルアビブからラマラン、パリ、トロントそしてガザ市に伸びる数ダースのEメール、インスタントメッセンジャー、電話の対応を避けられない。 My point is this: as soon as you start a boycott strategy, dialogue grows dramatically. 重要な点はここだ。ボイコット戦術をはじめるが早いか、劇的に対話が増える。 The argument that boycotts will cut us off from one another is particularly specious given the array of cheap information technologies at our fingertips. ボイコットはわたしたちを他から切り離すという議論については、とりわけもっともらしく聞こえる安っぽく着飾った手軽な情報技術だ。 We are drowning in ways to rant at each other across national boundaries. No boycott can stop us. わたしたちは国境を越えて互いに大声でわめきあって溺れそうだ。ボイコットではこれを止められない。 Just about now, many a proud Zionist is gearing up for major point-scoring: 今このとき、多くの名誉あるシオニストたちはすばらしい得点を稼ごうと備えている。 don't I know that many of these very hi-tech toys come from Israeli research parks, world leaders in infotech? 情報技術について、世界の指導者たちの多くが素晴らしくハイテクな玩具をイスラエルの研究工業団地からもってきているのをわたしが知らないとでも? True enough, but not all of them. そうだ、だがそれが凡てではない。 Several days into Israel's Gaza assault, Richard Ramsey, managing director of a British telecom specialising in voice-over-internet services,sent an email to the Israeli tech firm MobileMax: 数日間続いているイスラエルのガザへの攻撃について、リチャードラムゼイ インターネット通話サーヴィス専門会社英テレコム常務は、イスラエルの技術社モバイルマックスにEメールを送っている。 "As a result of the Israeli government action in the last few days we will no longer be in a position to consider doing business with yourself or any other Israeli company." 「ここ数日に及ぶイスラエル政府の行動の結果如何では、私たちは遠からず貴社または他のイスラエルの会社との取引における在り方を考えることになるでしょう」 Ramsey says his decision wasn't political; he just didn't want to lose customers. ラムゼイは政治的に判断したのではない、かれはただ顧客を失いたくないのだ。 "We can't afford to lose any of our clients," he explains, "so it was purely commercially defensive." 「私どもはお客様を失っても差支えが無いということではありません」かれは説明する。「これは純粋に商業上の防衛策です」 It was this kind of cold business calculation that led many companies to pull out of South Africa two decades ago. この種の冷徹なビジネス上の計算によって、多くの会社は二十年前に南アフリカから撤退した。 And it's precisely the kind of calculation that is our most realistic hope of bringing justice, so long denied, to Palestine. そしてこの種の計算はまさに、わたしたちがより正義をもたらす現実的な希望をもつものであり、長いこと失われていたそれを、パレスティナにもたらすものだ。 A version of this column was published in the Nation (thenation.com) このコラムはネイションで発表されたヴァージョンである。(ザネーションCOM) #
by sirokanippe
| 2009-01-14 21:31
| 反暴力
2009年 01月 14日
前から思っていたのですが。
日帝のなにがおそろしいといって、奴らは捕虜虐待の禁止とかその辺の基本のきをこれぽちも知らなかったとゆー、そのくせ兵器だけはわりかしいっちょまえとゆー、そのへんにもあったわけですが。 えとえと。世の中には国際法とゆーものがありまして。アフガニスタンやイラクで米国が破り放題に破って以来わりかしネットでは散見されるようになりましたが。 あのねあのね。 義務教育でみっちりやっとくべきだよね国際法。各種権利条約とか、そのへんも含めて。もういっそ、国内法より大事な気がするよ基礎教養として。高校受験に出すべきだよね国際法と各種権利条約。もはや小学生から教えといたほうが良いような気がする。だってこれは子供の問題でもあるんだから。国際法無視する連中のために年間どのくらいの子供たちが殺されてるんだろう。日本の子供にだって当然それを法律から考える機会を持つ権利があるよ。 女の問題が女抜きでわかるわけがない。先住民族抜きに先住民族の問題話しても意味が無い。在日外国人のことばを聞かずに在日外国人のことを考えたって時間の無駄。だから、子供の問題だって子供抜きでわかるわけない。 こどものけんりじょうやく 第15条 締約国は、結社の自由及び平和的な集会の自由についての児童の権利を認める。 1の権利の行使については、法律で定める制限であって国の安全若しくは公共の安全、公の秩序、公衆の健康若しくは道徳の保護又は他の者の権利及び自由の保護のため民主的社会において必要なもの以外のいかなる制限も課することができない。 ******以下、転送・転載可****** 12時間に及ぶ大規模なラファ空爆 ISMプレスリリース ガザ、2009年1月7日 ガザ地区最南端の町、ラファで活動を続けているISMボランティア、ジェニー・リネル(イギリス)が伝えてきたところでは、ラファでのイスラエルの攻撃は激化の一途をたどっている。 「1月6日の夜、日付が変わる直前にミサイルの雨が襲いかかってきました。今回のイスラエルの虐殺行為が始まってから最大規模の空爆で、波状攻撃が12時間以上続きました。被害を受けた家は数えきれません。エジプトとのボーダー沿いの一帯が特にひどい状態です」 ラファに住むISM活動家のフィーダ・キシュタによると、 「その前に飛行機から一帯にビラがまかれて、それには、シー・ストリート──シー・ストリートはボーダーと平行に走っているラファのメインストリートなんですが、その道路とボーダーラインの間に住んでいる者は全員家から退去するようにと書いてありました。指定された地域は何百メートルもの幅があって、何千軒も家があります。この一帯はほとんどが難民キャンプで、住民はまたも家を追い出されることになったわけです。2003年と2004年に軍用のD-9ブルドーザーを使ったイスラエルによる大規模の家屋破壊があった時から数えると、3度め4度めという人もいます。 家を出ろと命令されたわけですが、家を出ても攻撃されます。ガザに安全な場所などどこにもありません。いったい、どこに行けばいいんでしょう。ジャバリヤのUNRWAの学校で大勢が殺されたというニュースが入って、地元のUNRWA学校に避難するのも怖いし、車で逃げるのも、シンワル一家のように、途中でミサイルの直撃を受けるのが怖い……ということで、みな、とりあえず、ラファの別の地区に住んでいる友達や知り合いや親戚の家に身を寄せています」 ジェニーが続けて、 「ボーダーに面したイブナ地区に住んでいる友人は家を離れようとしません。アル・ブラジル地区の女性に声をかけたら、12人家族で、どこに行けばいいかわからない、また、ブロックJの別の女性は今夜は路上で過ごすつもりだ、と言いました。お父さんは90歳を超えているそうです。この人たちには、街の反対側にある、ISMのメンバーが滞在している家に来てもらいました。今晩、ここで過ごしてもらう人たちはほかに3家族います。興奮した話し声と大勢の子供たちで、すごいことになっています。パレスチナの人たちはもう長い間、間に合わせでやっていく能力を身につけてきたけれど、これからどうなるかまったくわからないという不安からのがれる方法はありません……」 2002年、ラファで、エジプトとのボーダー沿いの数百軒の家が破壊された。これについて、イスラエル軍南部統括本部の元司令官ヨム・トヴ・サミアは、2002年1月16日の「ボイス・オブ・イスラエル」のインタビューに、断定的な口調でこう答えている。 「これらの家は、もっと昔に破壊・撤去されてしかるべきだった。ラファのボーダーは通常の国境ではない。今のままでは、ここを防衛することはできない。ボーダーから両側300メートルにわたる地域は、完全に無人地帯にしなければならない。300メートルだ。何軒家があろうとも。以上」 今回のラファのボーダー地域への波状攻撃、徹底的な破壊は、イスラエル軍南部統括本部の元司令官が7年前に述べた「幅600メートルの緩衝地帯」が目的ではないかと思われる。 ISMのメディア・コーディネーター、アダム・テイラーは、こう述べている。 「イスラエルは、ガザの包囲をさらに効果的にするために、ラファに緩衝地帯が欲しいと考えています。エジプトとのボーダーに掘られた地下トンネルは、延々と続けられてきたイスラエルによる封鎖の間、ガザのライフラインとなり、イスラエルがガザ地区に持ち込むことを禁じた燃料や医薬品など、住民にとって絶対的に必要な物資を運び込む唯一のルートとして機能してきました。占領下にあるラファの住民の個人的な所有地に対する今回の大規模破壊は、軍事上の必要性に基づくものではありません。ひとつの戦争犯罪をより大きなものにしていくために、新たな戦争犯罪が行なわれているのです。これは国際法で禁じられた集団懲罰です」 ・・・ The Demolition of Rafah ISM Press Release January 7, 2009 原文:http://palsolidarity.org/2009/01/3792 ISM(国際連帯運動)サイト:http://palsolidarity.org/ 翻訳:山田和子 #
by sirokanippe
| 2009-01-14 18:46
| 反暴力
2009年 01月 13日
以下ただのメモ。ちなみに当方は三代続く無宗教です。母方は一応神道(恐らく明治維新以前は禅宗だと思われます)(上に改宗せよと言われてあっさり変えた程度の信仰心だったんでしょう。それ信仰心言わねえよ…)、父方は一応禅宗だったらしいですが。あと、西洋文学育ちであるのと北海道人であるので、キリスト教とは割と親しいです。メノナイト、無教会主義、カソリック、このあたりのひとたちとは割と接点が多めです。
以下、私自身のためのただのメモ。 いはゆる「シオニズム」とキリスト教原理主義との関はりについて。 米国の主たる企業の多くがシオニズムを支援しこの軍事占領と人殺しつうか大量殺戮をバックアップしているわけですが、当然かれらはユダヤ教徒ではありません。 このひとたちは、 「イスラエルにユダヤ人のみの国家が出来る」=神の再臨フラグ というのを信じているわけで、キリスト教原理主義にはこの「神の再臨」が大事ならしいですね。ユダヤ人国家設立はそのフラグ立てとしてのみ大事。 ほとんどのキリスト者にとってはとんでもない話ですが。 でもって、超敬虔なユダヤ教徒のひとびとにとっては、このシオニズムという考え方はやっぱり相容れないものであって。まあ道義的な意味も無論あるのでしょうが、むしろ、 「イスラエルがいつユダヤ人の国になるかは神の決めることであり、それは人為的に起こすものではない。よってこの人為的な『ユダヤ人国家』を目指すシオニズムはユダヤ教として間違いである」 という考え方になるらしいです。わかりやすい。筋が通ってます。 米国や英国のデモ隊を見ているとしばし「こんな絵に描いたようなユダヤ教徒はいまどきイスラエルでもめづらしかろー」みたいな超ユダヤ教徒ぽい格好の人々が散見されます。無論ユダヤ人であるからこそ耐え難い、ユダヤ教徒であるからこそ許せない、というのもあるのでしょうが、もしかしたらこの派のひとたちかもしれないなー、などと。 こちらのひとたちは、Neturei Karta。トップページの写真は「ガザでの虐殺に抗議する、ニューヨーク市においての緊急のデモンストレーション」と説明がありますな。正直当方の英語力では詳しいところはあんまりわかりません。が、 ユダヤ教徒として今このとき一番やらなくてはいけないことに取り組んでる様子はなんとなく伝わるよ。 #
by sirokanippe
| 2009-01-13 02:13
| 反暴力
2009年 01月 13日
DAYSJAPANブログより転載です。つうか実は基本的に日本のメディアはむかしからメディアではないので、ほんとうにこの程度のことは今に始まったことでは全然まったくないわけですが。それにたいして、やっぱり突っ込まないとだめなんだなあと思いつつ。
それ以前にこれについては当方かなり落胆している部分がありまして。 しりあがり寿氏はいつのまにここまで感覚が駄目になっていたのでしょう。もう少しきちんとしたアンテナを持っている人物だと思っていたのですが……。 以下転載 ガザ報道に携わるメディア関係者及び その報道に接する人々へ 私はこの40年間、中東問題を専門に取材・発表してきました広河隆一といいます。岩波新書「パレスチナ新版」、「広河隆一アーカイブス・パレスチナ1948NAKBA」DVD(30巻・45時間)を発表し、月刊誌「DAYS JAPAN」の編集長をしています。 私は今回、メディアのガザ報道について、看過できない点が多くあり、大勢の人々が亡くなっている事件でもあるため、それについて私の意見を申し上げたくて、この文章を書きました。 1 イスラエルによるガザ攻撃の原因はハマスが作ったという報道について。 「ハマスは自爆テロで90年代から数百人のイスラエル人を殺害、ガザからイスラエルへのロケット弾攻撃をくり返し、イスラエル軍の報復攻撃を招いた」(朝日新聞2009年1月6日 時時刻刻 きょうがわかる 「なぜガザを狙ったのか」) 2 地球防衛家のヒトビト(朝日新聞4コマ漫画2009年1月8日) 内容は、まず小さな子が大きな子に「コノヤロー ポカ」と殴り、次のコマで大きな子が「あっ いてー やったなー おかえしだーっ ポカ」と殴り返し、それを大きな子の父親が見て「ワッハッハ」と笑い、3コマめでその父親が「相手が手を出してきたら100倍にして返してやれ」「ワッハッハ」と笑い、4コマめで、ポカポカ殴り続ける大きな子とあおる父親を見て、「まるでアメリカとイスラエルのような親子だな」と夫が言い、妻が「笑ってないで止めてやりなよ」というと言うものです。 この漫画はよくできていると思いました。しかし最初に手を出すのが「パレスチナ側」と描かれています。 こうした考えは、朝日新聞だけでなく、ほとんどのメディアに共通しています。イスラエルは自爆攻撃やロケットの攻撃で大変な犠牲を払い、たまりかねて今回の空爆と侵攻に及んだ、となっています。しかし事実はその通りなのでしょうか。アメリカ政府も「ロケット弾攻撃が中止されない限り、イスラエルは攻撃を停止する必要がない」と言ってきました。 朝日の解説記事では、自爆攻撃がハマスのせいのように書かれていますが、実際のところ自爆攻撃はハマスだけでなく、ファタハやそのほかの勢力によっても行われました。 またそれらの自爆攻撃も、いつも理由なしに殺戮を目的として行われているわけではありません。日本のメディアは「自爆テロ」と呼びますが、「自爆テロ」という言葉は、日本の造語で、英語では「自爆攻撃」「自殺攻撃」と呼びます。攻撃対象が占領地の中のユダヤ人入植地や検問所のイスラエル兵であった場合などは、海外では「テロ」とは呼ばない場合が多いのです。もちろん市民を対象とした自爆攻撃も多くあり、それがテロであることは言うまでもありませんが、その引き金をイスラエルが引いた例も多くあります。つまりパレスチナ側がイスラエルに殺害されて、その復讐で自爆攻撃を行った場合が多いのです。 だからイスラエル人が一方的にハマスの暴力にさらされてきたという解説のし方は、占領という暴力の中で、大勢のパレスチナ人が殺害されてきた事実関係を調べていないことになります。 次にロケット攻撃の問題です。今回のガザ攻撃の理由となったのが、ハマスのロケットであると、各紙、テレビ局が報道しています。しかしイスラエルがロケット攻撃を一方的に浴びたかのような朝日新聞の解説に反して、ガーディアン紙、AFP通信、ロイター通信などは、砲撃がイスラエル軍の挑発によるものだった例を報じています。たとえばAFP通信を紹介しましょう。 「イスラエル軍が(2008年11月)4日夜から5日朝にかけてガザ地区に侵入し、ハマスと戦闘になり、ハマス6人が殺害された。その後イスラエル軍の空爆により、ハマスにさらに5人の犠牲者が出た。ハマスは4日から5日にかけて、ガザ地区からイスラエル南部に向けて、ロケット弾と迫撃砲弾合わせて53発を発射したと発表した」(2008年11月5日、AFP通信) 「(2008年12月)23日夜にパレスチナの戦闘員3人がイスラエル軍に射殺されたことを受け、パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスなどが、23日から24日にかけて、イスラエル領内に向けてロケット弾70発以上を発射した。イスラエルとパレスチナ当局者によると、ロケット弾の一部はガザの北13キロのイスラエル・アシュケロンの住宅などに着弾したが、負傷者はいない」(2008年12月25日、AFP通信) ではロケット弾で、イスラエル側に大変な犠牲が出ているために、今回のガザ攻撃が行われたかのように伝えられている点については、正しいのでしょうか。それほどハマスのロケット弾はイスラエルに多大な犠牲を与えたのでしょうか。 パレスチナ側の犠牲者について述べると、2006年1月のガザにおけるハマスの政権支配以降、今日のガザ空爆直前までのイスラエルの攻撃によるガザのパレスチナ人死者数は、446人です(英ガーディアン紙)。一方のイスラエル側は、ロケット弾でどれだけの犠牲者を出したのでしょうか。 同じ時期、2006年1月以来、今日のガザ空爆直前までのガザからのロケット弾によるイスラエル人の死者数は、イスラエル首相官邸ホームページを見ると次のとおりです。http://www.pmo.gov.il/PMOEng/Communication/IsraelUnderAttack/attlist.html(場所の名前をクリックすると、詳細が表わされます) 2006年11月21日 1人 2007年5月21日 1人 5月27日 1人 2008年2月27日 1人 5月12日 1人 計 5人 このほか迫撃砲により2004年から2008年12月までに2人が死亡しているということです。また同時期の負傷者数は、同じイスラエル首相官邸のホームページでは1人でした。特筆すべきは、イスラエル空爆までの半年間に、ハマスのロケット弾による死者は1人も出ていないということです。 ロケット攻撃がイスラエル人にとって恐怖でないと言うつもりはありませんが、それを記事にするなら、大勢の犠牲者を出し続けたイスラエルのミサイルや砲撃、爆弾にパレスチナ人がどれほどの恐怖を抱いてきたかについても言及すべきでしょう。パレスチナ人446人が殺害されているときにイスラエルのロケット被害が5人であった情報を得ることは困難ではありません。イスラエル首相官邸のホームページを見ればいいのですから。それなのにハマスのロケット攻撃がイスラエルをガザ全面攻撃に踏み切らせたと解説するのは正しいのでしょうか。パレスチナ側に千人近い犠牲者を出さなければならないほどの被害をイスラエルは受けたと言えるのでしょうか。 「ロケット弾攻撃を繰り返し、イスラエルの攻撃を招いた」という解説、すべてハマスがまいた種、責任はハマスにあるといわんばかりの解説を、大手メディアが行っていいのでしょうか。 さらに言えば、ガザの報道をするときに、そもそもなぜこんな問題が起きたのかを、きちんと解説するメディアが非常に少ないことは、残念です。この間のガザ封鎖がどれほど非人道的なことで、人々はどれほど追い詰められた生活をしていたか、1967年から始まるイスラエルによる占領支配、そしてさらに1948年のイスラエル国家建設とパレスチナ難民発生(アラビア語で「大惨事」を意味するNAKBAという)から問題を説き起こす記事が非常に少ないのにも驚かされます。 ガザの犠牲者たちのことを正しく伝えなければならないメディアが、攻撃する側に追随したと思われても仕方ない報道をし、しかも問題の原因を無視している状態では、情報を受け取る側は、正しい判断ができなくなると思うのです。このような状態では、攻撃による被害者をどのように報じようと、大手メディアはイスラエルの攻撃と殺戮をどこかで後押ししているといわれても仕方がないのではないでしょうか。 ガーディアン紙の報道(2009年1月12日GMT7時49分)によるとパレスチナ人死者は少なくとも884人(うち半分は女性と子ども)、イスラエル人死者は13人(うち市民は3人)となっています。 この文章は、DAYS JAPANブログに掲載するとともに、メディア各社報道部・外信部にファックスさせていただきました。 2009年1月12日 DAYS JAPAN編集長 フォトジャーナリスト 広河隆一 #
by sirokanippe
| 2009-01-13 01:38
| 反暴力
2009年 01月 10日
欧州やオーストラリアや米国において、デモンストレーションはそりゃもう派手に行われているわけだが、ある意味もっとも困難なそれをがんばってるのがイスラエル国内だろう。
Thousands of Israelis protest against the war in Gaza ウーマンインブラック、ブラックランドリーといった人々もまた、イスラエルのなかに居る。 さあ、わたしたちは明日街頭に出る。東京でも大阪でも、やはりデモが行われる。そして多分他の都市の人々も、いづれは。 #
by sirokanippe
| 2009-01-10 03:20
| 反暴力
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