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2005年 08月 06日
クリスチャンセンターで開催中なわけですが。明日が最終日だったか?
宣伝不足の感は否めませんが、いやー、うわさには聞いていたものの、ほんとに凄いです。ジャーナリズム系の写真のコンペ自体日本ではほかにないようなのですが。世界中から物凄いのが集まってます。 そして、印画紙に焼き付けられた黒の深さ、空の鮮やかさ、階調の細やかさにコントラストの鮮烈さ。 オフセット印刷とは桁も幅も違い、大判であることもあり、ただただ惹きこまれます。 絵や写真をやるひとは足を運ぶべきです。世界的にトップクラスの写真家と素人の作品が並べられて展示されているところも、他の写真展ではあまり見られないユニークなところ。選出に、読者のボランティアが関わっているので、「写真や雑誌や報道のプロ」だけで択んだものではなく、そこがラインナップに反映されていて面白い。世界的に認められているひとの作品が落選していたり、素人の作品が上がってたり。 見に行かねば損です。素晴らしいから。 ロマ(昔の言葉ではジプシーと言ったそうです)の子供たちを写したモノクロ写真など、詩情と被写体への共感と敬意に溢れていて、暫く動けませんでした。写真って、ただ写すのではなく、被写体から何を引き出すか、被写体をどう捉えるか、被写体とどう関わるかが如実に出るんだなあ。 原発事故の汚染地からパレスティナへ飛ぶ渡り鳥、チェルノブイリ原発事故で汚染された一面のひまわり畑を飛ぶ鳥たちが、西へ渡りパレスティナで大群になるのです。チェルノブイリ原発事故で甲状腺をやられた子供たちと、パレスティナでのイスラエルによる暴力と、その両方に深く関わって取材してきたジャーナリストならではの眼差しで、これも本当に素晴らしい。慣用句でなく、胸に迫る作品です。 いきなりの暑さと数日に及んだついぞ経験したことの無い湿度(今日は収まりましたが)によって、ちょっと夏ばてしかけてます……。一時は凄まじかった。家の中がなんとなくべたつくんだもの。札幌ではまづ有り得ないことです。
by sirokanippe
| 2005-08-06 11:44
| 芸術
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