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2005年 05月 16日
WEB上の日記は実は殆ど読まない私だが、いくつか例外がある。そのひとつであるconjuntoさまのところで、あのカソリック国のスペインで同性婚が可決された!ということを知って、大層嬉しく思っていたのだ。大変な時代を乗り越えてスペイン人が勝ち取ったこの輝かしい歴史的成果。「愛のために二級市民になる」ことは不当だと、多くの人が自分のこととして考えて行動した、非常に尊い成果だと思っていた。
さて。カソリックの現法王。この男は中絶反対を理由とし2004年米国民にブッシュ投票を呼びかけたり(カソリックの教義では妊婦の腹に銃弾やクラスター爆弾をぶちこむほうが妊娠中絶より神の御心にかなうらしい)、聖職者が男の子にわいせつないたずら(要するに性的虐待)を行ったことをもし公にすれば破門すると、世界中の司教たちに機密文書を送りつけて脅しをかけたり(第三段落参照のこと)、いろいろと味わいのある逸話を持つ人物だ。若い頃ヒトラーユゲントに入っていたというのは、殆ど強制入会だった当時を思えばまだ仕方がなかろうが、案外居心地が良かったのではとよく思う。だってナチスや日帝のイデオロギーってカソリックの駄目な面とそっくりなんだもの。 更に貧困層やHIVなどの現実がどうやら見えていないらしく、コンドームの使用に文句をつける脳無しでもある。ラテンアメリカを圧迫した保守過激派、同性愛者に向かって「本質的な邪悪」と抜かした本質的に邪悪な男。中世のキチガイ審問官の正統な後継者にしてヘテロセクシャルの面汚し。男の分際で女だけ負うリスクを甘受せよと女に向かってキャンキャン吠える牡犬。さあこいつが法王になったら最後、今度はいったいどう来るかと思っていたら。 涙が出るほどありがたいお言葉が。 良心的不服従って。 そんなときに使う言葉なんでしょうか。「良心的不服従」……この輝かしい誇らしい言葉を汚されたと感じ、非常に腹が立つ。ラツィンガーの台詞ではないようだが、あの野郎ならもっとひどいことを言いかねない。 さあ次はどう来るか。聖職者たちに「逆らえば破門」と脅しをかけてくるかもな。何しろ現法王には輝かしい前科がある。
by sirokanippe
| 2005-05-16 00:53
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