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2005年 02月 10日
洒落にならん急ぎの原稿抱えてるつうに、「恋に落ちたシェイクスピア」と、その次の朝鮮王朝の宮廷料理の話続けて観ちゃったよ。阿呆か私は。阿呆だな、うん。
「恋に落ちた~」 アメリカ映画で(ちゃんとした意味で)面白いと思ったのはマイケルムーアの作品以外ではこれが初めて。意味も無いタイミングで鳴り出す変な音楽とか、あまりにも派手過ぎる照明とか訳わかんねえ馬鹿っぽいセリフがなかったし。脚本が良い。諸作品から色々うまく引用されていて楽しかったです。あと衣装と建物と、市場の雑多さや酒場の空気など、いやあ(イメージのなかの)エリザベス朝だねっ!一番好きなキャラクターは実は乳母。女は度胸という感じ。味がありますこのひと。 照明はちょっと明るすぎたが。この恋愛映画アレルギーの当方が思いきりのめりこんで見てしまいました。つうか主演男優見てるだけでも超満足。極上の美人だ。 どこまでも有り得ないこんな話を、歴史上の超有名人使って作っちゃうパロディ根性は見事です。ここまでやってくれると感服するしか。 てゆかこのひと確か美青年に向けて相当に直截な表現の愛の詩作ってたと思うんだが。 名前判らない宮廷ドラマ こてこての臭いドラマでストーリー的には見るべきものはまったくない。はっきりいって馬鹿馬鹿しいつうか笑うしかない。音楽もテーマ曲以外は駄作。脚本、演出、音楽は時代劇並のつまらなさ(いや時代劇だけどさ)。 だが衣装が超美麗で目が離せない……。色彩とフォルムの美。建物も鮮やか艶やかで格好良い。多分風土は札幌に近い感じがする。そしてぶっちゃけ制服萌えです。赤と緑の補色(この補色対比が何故か強烈に可愛いんだ!絶妙)の衣装の上に真っ白なエプロン姿の女の子達。赤いリボンもみんなお揃い。一人でも可愛いが集団の可憐さときたらもう破壊力抜群。 それと格好良いおばあさんに滅法弱い私は役者さんのひとりに惚れてしまった様子です(駄目だこの女…)。 えと、原稿に戻ります。はい。 阿呆か私は。うん。阿呆だな。
by sirokanippe
| 2005-02-10 23:33
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